松のみどり詰み

 みどりというのは新しくでた松の芽の事です。
この写真は時間がたった状態ですが、切る部分が
わかると思います。松の枝の必要な部分を選んで
残し、不要な部分将来障害になる部分を落します。
 みどり詰みと言うのは新しくでた芽の部分を折って
不要な部分は取り、枝がほしいところは軽めに折って
残しておく作業です。

 ほとんどの場合真ん中の成長の良い芽は元から折り
両側のよさそうな芽を2芽ほど絡まないように残します。
この芽も5mmくらい残して折ります。 ただ、枝が少ない
時や芽がほしい位置などは加減して折ります。

 折ると根元に新しい芽が出来ます。 5月の剪定の
時に簡単に剪定しておき、10月以降の剪定の時に
全体を見ながら必要のない芽や枝を落してゆきます。

松の芽について

 いろいろな芽が出ています。これは何でしょう。

これは松の芽ですが、いろいろな形をしていますね。
実はこれは松の花なのです。一番上が雌花で、
下は雄花の写真です。4〜5月頃にょきにょき伸びて行きます。
雄花も咲いて黄色い花粉が出ます。

 

戻る